Q&A 貸したお金を返してくれない。内容証明はどのように書けばいいですか?

貸したお金を返してくれない。内容証明はどのように書けばいいですか?
以下のサンプル書式を参考に書きましょう。
以下、サンプルの書式を提示します。

通知書
東京都〇〇区〇〇町〇番〇号
御金 借太郎 殿
東京都××区××町×番×号
御金 貸太郎  印
私は、貴殿に対し、令和〇年〇月〇日、金80万円を、利息年10%、弁済期を令和×年×月×日との約定でお貸ししました。しかし、貴殿は、弁済期である令和×年×月×日を経過しても、全く返済をしておりません。つきましては、本書面到達後1週間以内に、上記貸金元本80万円及びこれに対する貸付日の翌日から完済まで年10%の割合による利息を、下記指定振込口座までお支払い下さい。
なお、上記期限内にお支払いいただけない場合には、訴訟等の法的手段を講じる予定ですので、予めご承知おき下さい。
(指定振込口座)
〇〇銀行〇〇支店 普通 0000000
口座名義 オカネ カシタロウ

補足説明と注意点
お金を貸し借りはをすることは、法律上は消費貸借契約(民法587条)という契約をしていることになります。条文を確認しましょう。
587条 消費貸借は、当事者の一方が種類、品質及び数量の同じ物をもって返還をすることを約して相手方から金銭その他の物を受け取ることによって、その効力を生ずる。
要するに、借りたお金は同額を返さなければなりません。利息を定めていれば、利息を請求することができます(民法589条)。上記のサンプル書式では、消費貸借契約の際に利息を10%として定めたことを前提として記載しております。
弁済期というのは、貸したお金を返す日のことです。上記のサンプル書式では、令和×年×月×日にお金を返すとの契約をしていたことを前提として記載しております。弁済期を定めていなかった場合には、借主はいつでも返済をすることができます(民法591条2項)。ですので、借主に返済をしてほしい貸主は、相当と思われる返済の期間を決定した上で、それまでに返済をしてほしいということを内容証明に記載する必要があります。この場合は、おおよそ、「本書面到達後2週間以内」と返済期間を設定することが多いです。
既にお分かりだとは思いますが、一応述べておきますと、内容証明を送ってもお金を返してくれない人は返してくれません。お金を貸して返してくれないとお悩みの方は、弁護士に相談することも検討していただければと思います。