交通事故の被害にあった方が事故から1週間以内にやるべき3つのこと

1 この記事について

この記事では、交通事故の被害にあわれた方が、事故当日からできるだけ早い時期におこなうべきことをまとめています。事故時に現場ですべきことについては以下の記事にまとめてありますので是非ご参照ください。

【保存版】交通事故の被害にあった方が事故の現場ですべきこと一覧

2 ケガの治療

交通事故によってケガをした被害者はできる限り早い段階で病院に行きましょう。交通事故から治療開始までの期間が長ければ長いほど「交通事故以外の原因でケガをしているのではないか」という疑いが生じるからです。そして、治療のために向かうべきは「病院」であって「整骨院」や「マッサージ店」ではありません。なぜなら、医師以外の者が行う治療の費用については、請求が認められないこともあるからです。「整骨院」や「マッサージ店」はあくまで医師の指示があった場合に限って行くようにしてください。

3 証拠集め

交渉においても訴訟においても証拠は重要な役割を持ちます。交通事故の現場に残された情報を交通事故発生からなるべく近い時期に記録にしておくことで、後々の交渉や訴訟に役立ちます。記録しておくべき事柄は以下の通りです。

現場の状況

現場の道路がどのようになっているのか、(現場が交差点の場合)現場の見通しはどうか、現場に信号機はあるのかないのか、現場に横断歩道はあるのかないのか、現場に標識があるのかないのか、標識があるならどの種類の標識か、(特に夜間の事故の場合)現場に照明があるのかないのか、現場に樹木はあるのかないのか、樹木があるならどんな大きさや形の樹木か、現場の交通量はどれくらいか、事故発生の時刻は何時何分か、事故当時の天候はどうだったかなどの情報について、写真や動画などで記録しましょう。

事故に関連する状況

車両の破損部位と破損の程度はどうなっているか、道路上のスリップ痕の形や長さはどうか、ブレーキ痕はあるか、ブレーキ痕があるならどこについていてどんな形か、血痕はついているかなどの情報について、写真や動画などで記録しましょう。

被害の状況

被害者が転倒したのはどの位置か、衝突したのはどの地点か、血痕がついているならどこにどれくらいついているか、車両の破片が飛び散っているならどの位置に飛び散っているかなどの情報について、写真や動画で記録しましょう。

なお、事故の当事者がケガをした人身事故の場合、刑事事件との扱いとなり、警察が実況見分調書供述調書を作成します。これらの書類も重要な証拠です。しかし、実況見分調書には書かれないことも多いので、上記のような記録をとっておくことが後々有効に働くのです。

4 保険会社への通知

加害者の保険会社への連絡は、ほとんどの場合加害者がしてくれるのですが、まれにしてくれない加害者がいます。そうしたときは、被害者の側で加害者の保険会社に連絡をしましょう。これはおおまかな目安ですが、事故から1週間経っても加害者の保険会社から何にも連絡がなかった場合には、被害者の側から連絡してみるのがよいでしょう。その後は交渉を進めることになります。

kubota
早めに弁護士に依頼すると、事故後の見通しが立ちやすいですし、本来自分でしないといけなかったことを代わりにしてくれたりするので、手間が省けます。検討してみてくださいね。